CVE-2016-10538は、Node.jsのcliパッケージにおける任意ファイルアクセス脆弱性です。攻撃者がシンボリックリンクを悪用することで、cliプロセスがアクセス可能な任意のファイルへの書き込みが可能になります。この脆弱性は、cliが使用する一時ファイル名が予測可能であることに起因します。バージョン1.0.0以降にアップデートすることで、この脆弱性を修正できます。
この脆弱性を悪用されると、攻撃者はcliプロセスが書き込み可能な任意のファイルにデータを書き込むことができます。これにより、機密情報の窃取、システムの改ざん、さらにはリモートコード実行につながる可能性があります。特に、cliプロセスが特権ユーザーで実行されている場合、攻撃の影響は甚大になる可能性があります。攻撃者は、シンボリックリンクを作成し、一時ファイル名にリンクさせることで、任意のファイルへの書き込みを試みます。この脆弱性は、類似のファイルアクセス脆弱性と共通の根本原因を共有しており、注意が必要です。
このCVEは、2019年2月18日に公開されました。現時点では、公開されているPoCは限られていますが、脆弱性の性質上、悪用される可能性は否定できません。CISA KEVカタログへの登録状況は不明です。この脆弱性は、Node.jsアプリケーションを構築する開発者にとって重要なセキュリティリスクとなります。
Applications and systems utilizing the cli package, particularly those running in environments where the cli process has elevated privileges or access to sensitive data, are at risk. Shared hosting environments where multiple users share the same /tmp/ directory are particularly vulnerable.
• nodejs / server:
find /tmp/ -type l -print0 | xargs -0 ls -l | grep 'cli.app'• nodejs / server:
ps aux | grep 'cli' | grep /tmp• generic web:
Inspect /tmp/ directory for symbolic links with names related to cli.app.
discovery
disclosure
patch
エクスプロイト状況
EPSS
0.32% (55% パーセンタイル)
この脆弱性への最も効果的な対策は、cliパッケージをバージョン1.0.0以降にアップデートすることです。アップデートが困難な場合は、一時ファイル名が予測可能であるという根本原因に対処するために、ファイルアクセス権限を厳格に制限することを検討してください。また、WAFやIPSなどのセキュリティデバイスを使用して、悪意のあるシンボリックリンクの作成を検知・ブロックすることも有効です。ファイルシステムの整合性を定期的に監視し、不正なファイルへの書き込みがないか確認することも重要です。アップデート後、cliの実行ログを監視し、異常なファイルアクセスがないか確認してください。
公式パッチはありません。回避策を確認するか、アップデートを監視してください。
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CVE-2016-10538は、Node.jsのcliパッケージにおける、シンボリックリンクの悪用による任意ファイルアクセス脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を利用して、cliプロセスが書き込み可能な任意のファイルにデータを書き込む可能性があります。
Node.jsのcliパッケージのバージョン1.0.0より前のバージョンを使用している場合は、影響を受ける可能性があります。バージョン1.0.0以降にアップデートすることで、この脆弱性を修正できます。
cliパッケージをバージョン1.0.0以降にアップデートしてください。アップデートが困難な場合は、ファイルアクセス権限を厳格に制限することを検討してください。
現時点では、大規模な悪用事例は確認されていませんが、脆弱性の性質上、悪用される可能性は否定できません。
公式アドバイザリは、Node.jsのセキュリティに関する情報源を参照してください。cliパッケージのGitHubリポジトリにも関連情報が掲載されている可能性があります。