5.0.1
6.0.1
7.0.1
CVE-2020-1766は、OTRS Community Editionにおける画像処理の不備に起因するクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、攻撃者は悪意のあるJavaScriptコードをエージェントのブラウザ上で実行させることが可能になります。影響を受けるバージョンは、OTRS Community Edition 5.0.xの5.0.39以前、6.0.xの6.0.24以前、そして7.0.xの7.0.13以前です。バージョン7.0.14以降に修正が提供されています。
この脆弱性は、攻撃者がOTRSシステムにアップロードされたSVGファイルを巧妙に改ざんすることで、エージェントのブラウザ上で悪意のあるJavaScriptコードを実行することを可能にします。これにより、攻撃者はセッションハイジャック、機密情報の窃取、またはユーザーを悪意のあるWebサイトにリダイレクトするなど、様々な攻撃を実行できる可能性があります。特に、OTRSエージェントが機密情報を取り扱う場合、この脆弱性の悪用は重大な影響を及ぼす可能性があります。攻撃者は、この脆弱性を利用して、システム管理者の権限を乗っ取ったり、他のユーザーの個人情報を盗み出したりする可能性があります。
CVE-2020-1766は、2020年1月10日に公開されました。現時点では、この脆弱性を悪用する公開されているPoCは確認されていませんが、XSS脆弱性であるため、攻撃者による悪用が懸念されます。CISA KEVカタログへの登録状況は不明です。この脆弱性は、OTRSの画像処理機能に依存しているため、他の同様のシステムでも脆弱性が存在する可能性があります。
Organizations using OTRS for customer support or internal ticketing are at risk. Specifically, deployments running older versions of OTRS (≤7.0.13) are vulnerable. Environments where agents routinely handle uploaded files from external sources are at higher risk.
• otrs: Examine OTRS server logs for unusual file upload patterns, specifically SVG files being processed as JPGs. Look for errors related to image rendering or JavaScript execution.
grep -i 'svg' /var/log/otrs/log.txt |
grep -i 'jpg' • linux / server: Monitor system processes for unusual JavaScript execution originating from the OTRS installation directory. Use lsof to identify processes accessing uploaded files.
lsof /opt/otrs/files/attachments/• generic web: Inspect HTTP response headers for unexpected JavaScript code being injected into the response. Use browser developer tools to examine the DOM for suspicious scripts.
disclosure
エクスプロイト状況
EPSS
0.77% (73% パーセンタイル)
CVSS ベクトル
この脆弱性への対応策として、まずOTRS Community Editionをバージョン7.0.14以降にアップグレードすることを推奨します。アップグレードが困難な場合は、一時的な回避策として、アップロードされたSVGファイルの処理を無効化する設定変更を検討してください。また、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を導入し、悪意のあるSVGファイルによる攻撃を検知・防御することも有効です。WAFのルール設定では、SVGファイル内のJavaScriptコードの実行をブロックするルールを追加することを推奨します。さらに、OTRSのログを定期的に監視し、不審なアクティビティがないか確認することも重要です。アップグレード後、システムにログインし、正常に機能することを確認してください。
OTRSを最新バージョンにアップデートしてください。バージョン 5.0.40、6.0.25、7.0.14 はこの脆弱性を修正しています。詳細については、リリースノートを参照してください。
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CVE-2020-1766は、OTRS Community Editionの画像処理不備により発生するクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性です。攻撃者は悪意のあるJavaScriptを埋め込んだSVGファイルを画像として表示させることで、エージェントのブラウザ上で実行可能になります。
OTRS Community Editionのバージョン5.0.x (5.0.39以前)、6.0.x (6.0.24以前)、7.0.x (7.0.13以前)を使用している場合は影響を受けます。バージョン7.0.14以降に修正されています。
OTRS Community Editionをバージョン7.0.14以降にアップグレードしてください。アップグレードが困難な場合は、一時的な回避策として、アップロードされたSVGファイルの処理を無効化する設定変更を検討してください。
現時点では、この脆弱性を悪用する公開されているPoCは確認されていませんが、XSS脆弱性であるため、攻撃者による悪用が懸念されます。
OTRSの公式アドバイザリは、OTRSのWebサイトで確認できます。詳細は、OTRSのセキュリティ情報ページを参照してください。